スレスパを彷彿とさせる、戦闘プログラミングオートバトラーローグライクゲーム AUTOROGUE

Steam

今回紹介するゲームは2025年が5月23日発売の戦闘のアルゴリズムを自分で構築して自動で戦闘を行ってくれる、SlayTheSpireを彷彿とさせるゲームAUTOROGUEの紹介です。
Steamでの販売価格は690円、執筆時はリリースセールで586円での販売になっています。

・ジャンルはオートバトラー、ローグライク、戦闘アルゴリズムの構築的なプログラミング要素があります・
・びんすけの執筆時点でのプレイ時間は11時間ほど、初期キャラクターの最高難易度までクリア済みです。
・おすすめポイントは、スレイザスパイアを彷彿とさせるシステムでありながらオートバトルにシステムを落とし込んでおり、シンプルでありながらゲームデザインがとにかく素晴らしいゲームです。
・やることもできることもUIもとにかくシンプルでわかりやすくやっていくうちに自然と理解ができるだけでなく、シンプルでありながらユーザーが気持ちがいいと感じる部分をしっかりと持っておりシンプルでありながら面白さと気持ちよさをしっかりと感じれるゲームです。
・難易度に関しては通常のモードは比較的優しく、やりこみ要素のゲームに入ると途端に難しくなる印象です。ただ、スレイザスパイアと比較した際はこちらのほうがある程度簡単なのかなという印象です。

このゲームにおすすめな人
・スレイザスパイアを楽しめた人なら間違いなく楽しめると思います。
・低価格でコスパよく面白いゲームを遊びたい人にもおすすめです。正直価格帯などを加味してもヴァンパイアサバイバーくらいのコスパはあると思います。やりこみのボリュームで言うとヴァンサバには及ばないかもですが、価格帯に対しての面白さは抜群に高いので超おすすめです。
・プログラミングのような要素があり、アルゴリズムを駆使して遊ぶことが楽しめる方にはとてもおすすめです。

ゲームを始めるとこのような画面に入ります。右側に書かれたスキルを左側にセットすることでそのスキルを使用するように設定することができます。

スキルをセットすると画面中央の戦闘シミュレーションの結果を見ることができます。
ここを参考にしながら左側のスキルと、スキルを使用する条件などを組み合わせていくことでゲームを有利にすすめていくことになります

戦闘が終了すると戦闘の過程をもとにこの結果を受け入れて次に進むのか
もしくはさらにスキルをどのように発動するかのアルゴリズムを組み替えて作戦を立て直してよりよい戦闘結果を得るかなどを選択することができます。

戦闘結果を確定するとこのように報酬を選択することができます。また、戦闘報酬としてのゴールドなども手に入れることができます。
また、スキル以外にもポーションやレリックといわれた特殊なパッシブを手に入れるものや
スキルに付与する条件や特殊効果なども購入することができます。

またこのゲームの特徴として、ある一定の組み合わせのスキルやレリックを集めることで装備が融合し特殊なスキルやレリックなど入手することが可能になります。
融合によってかなり優秀なものもあったり、特定の組み合わせで強さを発揮するものなどこのシステムがよりゲームを面白くしています。

また商人のようなイベントやキャンプのようなイベントがあり、その際にゴールドを支払うことなどで
スキルやレリックなどの強化を行うこともできます。
強化を行うと追加効果が起こるものなどさまざまな強化が用意されています。
今回の例でいうならば連続斬りは2エナジーで3ダメージを2回発動というものなのですが
強化をすることで2エナジーはそのままに、3ダメージを3回発動という効果になりました。

戦闘報酬でポーションを獲得することもあります。ポーションは強力なものが多いですが一度きりの使用しかできないため使い切りのアイテムになります。
またポーションを使用するためにも左側の作戦欄を1行使う必要がでてくるため
使うためにもアルゴリズム構築を効率よく圧縮していかないといけないという頭を悩ませる要因でもあります。

今回は強敵との戦いになりました。実際に左の作戦欄のアルゴリズムを構築してみます。現在のままでは2ターンで討伐をすることができますが、22ダメージもの被害を受けてしまいます。

試しに先ほど手に入れたポーションを使用してみます。すると被害が12まで抑えることができるみたいです。
このように試行錯誤を行うことで同じターン数でありながら被害を抑えたりすることが可能です。
また、ターン数を短くするために被害をある程度受け入れることや、逆にターン数を増やすことで被害を抑えるといったような調整も必要になってきます。

では、なぜこのターン数が大事になってくるかといいますと、このゲームの左上に黒いキャラクターと23という数字が記載されていますが実はこの黒いキャラクターにプレイヤーは追われているという状況にあります。
ターン数がかかればかかるだけ追いつかれることになり、早く倒せば早く倒しただけ距離をひらくことができます。
このゲームは体力が0になってもゲームオーバーですが、こちらのキャラクターに追いつかれることでもゲームーバーになってしまいます。
この追いつかれたらゲームオーバーというシステムがこのゲームをさらに面白くしてくれています。

最後に、このゲームを遊んでみて非常によくできているゲームだなと感じました。グラフィック面や制作にかかるコストなど具体的にはわかりませんが、かなり抑えられて作られているように感じます。
しかし、コストは最小限に抑えつつもゲームデザインという部分でものすごく綺麗に作り上げられたゲームだなと思いました。
ゲームを遊ぶ際にプレイヤーとしては気持ちがいい部分や面白いと感じさせる部分
また、絶妙なゲーム難易度のバランスなどを考えなければいけませんが、そのどれもが絶妙にいい塩梅でちりばめられており遊んでいて本当に面白く感じました。
ただ、オートバトラーを作るだけやただスレスパのシステムを参考にしただけではこのようにはなりません
きちんとゲームとしてどこの部分でプレイヤーを楽しませるかどの部分が気持ちがいいのかというプレイヤーを楽しませる部分にしっかりとフォーカスをしSEやグラフィックやゲームデザイン、ゲームバランスなど本当に細かく設計されているなと感じました。
恐ろしいのはそれを多分低コストで作り上げその結果、Steamでの販売価格は690円という低価格で実現できたということが意味がわかりません。
認知度が上がってくれば価格帯の手に取りやすさなどから大きく販売数を伸ばすのではないかと思います。そのくらい価格帯からゲームの中身からすべてがよくできているなと思いました。
価格に対しての満足度はあまりにも高すぎて、ボリュームで言うと少し物足りなくもあるのですが
ただ、本体価格を加味した場合に考えると恐ろしいほどのコスパを発揮しているゲームだと思います。
もし、面白いゲームをやりたいなと思っていてこの値段なら試しにやってみてもいいなと思った方がいらっしゃったら690円で遊べる満足度は最高レベルのゲームだと思いますのでぜひ手に取って遊んでみてください。

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